海外一人旅 inマルタ⑧ 日本へ帰還・旅行費用まとめ
【7日目】8/16
本日はついに帰国日。
初日に空港着いた時には足元ブルブル・もう帰りたいよ〜!と謎のホームシックに陥ってたのに気がついたらもう最終日。あっという間過ぎて怖い。必死に1人で観光して気づいたら最終日だった。
空港に激近のホームステイ先を選んでいたのでバスで10分ほどで空港着。
バスに乗った際混んでいたため柱に寄りかかっていたら降車時に押すボタンをやたらめったら連打してしまい悪目立ちしたり、空港着と空港付近着のバス停の区別がつかず、1個前で降りようとしてしまい「空港行くの?だったら次だよ」と隣に座っていた現地のおじいちゃんに教えてもらって無事到着したりと相変わらずポンコツ発揮。
おじいちゃんの「どこで降りたいの?」って話しかけられたのも上手く聞き取れなくて3回くらい聞き直したけどビックリしてキョドってる私に優しくしてくれるマルタの人本当に親切。バス内のキャリーケース置くスペースから降ろせなくて奮闘してたら横から助けてくれた若いお兄さんもいた。本当に優しい。
空港内の掲示板で乗る飛行機をチェック。
帰りもエミレーツ航空でマルタ(ルア空港)→ドバイ→日本へ乗り継ぎ1回のプラン。
こんな感じで帰りも乗り継ぎ含めて20時間弱のフライト。ドバイ着までに1つ空港経由。
上の画像はアプリから引っ張ってきたけれども、エミレーツは専用アプリがあるのでアプリ開いてバーコードをピッとするだけお手軽搭乗できてJALみたいでめちゃ簡単。
15:30マルタ空港発。
帰りも窓際を事前指定で購入。
来た時同様、やっぱりマルタ→ドバイの機体はちょっと古め。
フライアウェイ!
1週間滞在したマルタを後にする。
来た時はなんか白いな。くらいだったけどマルタの歴史や文化に触れた後はやっぱり感じるものは違う。要塞都市が故に中心部を強固な作りな一方、郊外は採石場になっていたり手付かずの自然がありのまま広がっている光景が明確な対比になっていて感慨深い。
少ししたらお昼ご飯の機内食が提供された。茹で野菜・フルーツ・ヨーグルトと、あっさりした昼食。とはいえボリュームは多め。
15:30発だけど昼食出してくれるの有難い。
来た時に学んだので右上のカップも水だと学習済み。ちゃんと飲みました。
機内WiFiが提供されてるのでGoogleマップでリアルタイムで観察。この時はドバイに向けてこの辺を飛んでた。
座席搭載のモニターで映画見たり謎に英語のラジオ(中東の航空会社なのでアラビア語ラジオもあるっぽい)を聞いたりして過ごし、夜ご飯の時間。
ガッツリこってりメニュー。
お肉と茹で野菜・ポテト・よく分からないサラダ(穀物系でパラパラしてた。でもめっちゃ美味しい)・フルーツ。
エミレーツの機内食本当に美味しいので機内食への意識が高まってる。今後、下手に機内食不味い会社選んだら一晩は後悔しそう。
↑ドバイ上空
深夜1:00、ドバイ空港へ到着。
乗り継ぎは来た時同様1h40分のキツキツプラン。
ドバイ空港めっちゃ広くてめっちゃ凄いのに見て回る暇など全くない悲しさ。
今度ドバイ来る時は必ず空港内観光もするんだと再三誓う。
この辺り疲れてて全く写真撮ってなくていきなり飛行機内にタイムトラベル。ドバイ空港で時間押せ押せの中お土産買ったりしてました。
ディズニー映画のアラジンに出てくるようなランプあったので衝動買い・ラクダのミルクを使ったチョコレートを職場の方へお土産にまとめ買い。何故かランプ買ったらお土産コーナーの店員さんに「本当に買うの!?」って言われて1人で「???」ってなったりした。
ちなみにその品がこちら。
ちゃんと蓋が取れて注げるようになってる。
大きさも大小様々でバリエーション豊かに並んでた。私は小ぶりなサイズを購入。
お値段はアラブ首長国連邦の通貨、AED(ディルハム)で35.00。当時のレート覚えてないので正確な値段忘れた。為替にもよるけど日本円で1100円とかその辺。安い!
2:40分ドバイ空港→9h45分のフライトを経て成田空港着の便出発。
成田空港行きというのも相まって乗り込むと周囲は日本人。
マルタ→ドバイは外国人まみれアジア人アウェー感だったのに凄い。周り全員日本人。飛び交う日本語。
例によって小中学生の子も沢山いて、子供の頃から海外だと〜〜〜!?私なんか20歳越えてようやく海外……ウッ(泣き)と込み上げてくるものがある。
2:40分発の深夜便だけど夜中にガッツリご飯が出ます。
お米だ〜〜〜〜〜〜!!!!となる感動。実に1週間ぶりの米!!on ゆかり!
ご飯+パンだと!?!炭水化物の暴力!!!なんて事は気にならないくらい感動に浸る。
ラインナップはご飯・照り焼きチキン・茹で野菜・フルーツ・ゼリー・パン。めちゃくちゃ美味しいです。
朝ごはんはこちら。スパイシーなお肉・いつもの野菜・サラダ・ムースケーキ(これが激ウマ)・パン。
ムースケーキ美味しすぎてあと10個は食える。
機内では相変わらず映画をみて過ごしたり睡眠しつつ合計20時間弱のフライトを経て17:45分、ようやく成田空港へ無事到着。
ドバイ出発時は深夜2:40分なんだけど時差の関係上、+8時間になるので日本到着時にはすっかり夜になっていた。日付は8/17日。
日本到着後、即日帰宅しても良かったものの一旦東京へ滞在の予定を取っていた私。
宿泊先のホテルへ行く道中ラーメン屋へ立ち寄る。我慢できなかった。日本に着いた途端、無性にジャンキー(?)な物が食べたくて仕方ない衝動に駆られた。
蒲田駅周辺のラーメンへとフラフラ吸い込まれた。ラーメンをひとくち食べると「これだよこれ!!!!」って心が満たされた。海外じゃこういう味本当にない。今になってしみじみ思うけど私海外移住できない。めちゃくちゃ濃厚で塩味のあるスープがなきゃ生きていけない。
日本に帰ってきて一番最初に食べたものがラーメンってちょっと面白い。
蒲田駅前にあるナインアワーズに宿泊。カプセルホテル大好きマンなので今まで色んなところに泊まってきたけどココもとってもいい所だった。落ち着ける。
翌日早朝の便で地元へ帰還。
成田から羽田まで電車で移動しJALで帰る。
行きの時は羽田からドバイまで飛行機があったのに帰りはドバイ→成田しかない謎の航路。おかげで成田→羽田へ移動する手間発生した。
1週間ぶりに日本に地に足つけて思ったことは「海外旅行めちゃくちゃ楽しいな」って事。何度だって時間と体力とお金が許す限り行きたい。結局今回は色々な事情で1人で行ったわけだけど知り合い誘った時に「英語話せないから海外行けない」って言う人が多かった。
そんな理由で行動しないのはもったいないと思ったよ私は!!!(クソデカボイス)
このご時世、テロだコロナだなんだでどこにも行けないけれど、また気持ちよく安全に海外に行けるような時代を迎えたら1週間ないし数日だってまたどこかにフラッと出かけたいな。と思う。
その時にはまたこのブログに旅行記を綴りたい。
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以下今回の旅行で使用した金額のざっくりメモ
・飛行機代(東京〜マルタ):往復200000円
・現地バス交通費:21€(約2500円)
・ホテル代:現地5泊、約40000円
・タクシーチャーター代:198€(約25000円)
・食事とかお土産とか雑費:約30000円
合計で大体25万。
その他にパスポート申請費用・旅行用品買い揃えたり・ガイドブック買ったりしてるので諸々30万近くか買ってる可能性有。
パッケージツアーに参加せず、完全個人手配とはいえ安く抑えられてるか?って言われると微妙かも。タクシーチャーターしてるから。
旅行にあたって1番ネックなのは飛行機代。私は8月のハイシーズン中のハイシーズンにバカンスの聖地のような地中海に行ってるのでお値段それなりにかかってるけど、そういう時期を避ければお安くいけると思われる。
あとは参考になるか分からないけれど、今回の経験を踏まえて、持って行ってよかった物・逆に要らなかった物・持っていけばよかった物等々も後々更新できたらと思います。
(パッと思いつく要らなかったもの代表はネックピロー。片道19時間は飛行機乗ったけど使ったの20分もない。)
今回のマルタ旅行についてはここで終了と致します。自分のメモがてらブログを長々と書きましたが最後までお付き合いいただいた方おりましたら本当に有難う御座いました!!
海外一人旅 inマルタ⑦ 〜現地イベント参加編〜
【6日目】8/15
本日の予定はただ1つ。
旅行記中でも紹介したAirbnbをというアプリを利用し予約したイベントへ参加。
インスタ映えスポットを巡ろう!と言う企画で、首都バレッタを現地在住の写真家の方が案内して撮影もしてくれるという物。
待ち合わせはお馴染みのトリトンファウンテン。朝10時から2時間〜3時間で催行。お値段は約2400円。めちゃめちゃお安い。
参加メンバーは
・主催の写真家イネスさん
・イギリスからマルタへ来たガブリエルちゃん
・日本からマルタへ来た田舎物の私
自己紹介や挨拶をしながら早速移動。
ガブリエルちゃんは学生だそうでこんだけ可愛かったら学校でモテモテだろうな…と思えるくらい目鼻立ちがしっかりしていて可愛い。
海外では一人旅はポピュラーなのかな。
雑談しながら写真映えスポットを案内してもらいパシャパシャ。
向かいはおそらくスリーマ側。高層ビル等、バレッタとはまた違った発展をしている様子が伺える。この対比も面白いよね。バレッタは要塞、スリーマ側は近代的。
場所を移動し、イネスさんにここに乗って座って。と指示があったため乗る。
↑それがこの写真。
インスタ映え〜〜〜〜〜!な一枚。
ガイドブックとかでよく見るマルタのあの建物を背景に私がっ!!!
世界に一つだけの素敵な一枚。
↑爆笑されながら撮られた写真
時折吹く暴風で髪がボサボサに。私としてはやめてくれー!と思うもこれも思い出かなとされるがままに被写体に。改めて見るとツノになってる。これは面白い。
バレッタお馴染みのこーんな感じの細道を何ヶ所か周り撮影も。
さっきと同じ建物を背景に入れながらも場所を変えるとこんなに違って見える物なんだな、と感動。
バレッタにはオシャレな壁も沢山。
アートなのか落書きなのかわからないけど映えは凄い。描いた人に拍手!
カラフルなドアや出窓の多いバレッタ。
知り尽くしているのか色んなところに案内してもらいこんな感じで撮影も。
↑は暴風によってボサボサになった髪を必死に直してる私。撮られてた笑
裏道のような所でも撮影。
ひっかけられてる傘がとってもいい感じ。
雰囲気出てる〜〜〜〜!
窓見て窓!って言われたのでくるっと。
被写体の私はいまいちだけどオシャレな写真がドンドン生産されていく。
せっかく写真撮るんだしパリッとした服にしよう!と選んだ黄色のスカートを褒めて貰えたりととっても楽しい撮影会。
ひっそり写るカラフルな出窓が可愛い。
一緒に参加したガブリエルちゃんはこんな素敵な写真を撮ってた。カッコよすぎる。モデルさんか!!!!!!
同じポーズ集。
ガブリエルちゃんがガンガンオシャレポーズ決めていく中私は普通のポーズを連発。思いつきません。
↑特に何かこだわっているわけではないけど個人的に気に入ってる写真。
ロンドンにありそうなこんなテレフォンボックスも連れて行って貰えた。
他の方の旅行記で見かけてたから実際に行けて嬉しい。
凄い海外っぽい!!!ってめちゃはしゃぐ私。ワーワー騒ぐ私を暖かく見守ってくれる2人に感謝。
ちょっと海が見える坂道へ。
坂道や階段が沢山あって歩くのは大変だけど楽しい。
ヘアサロンのオシャレな看板と共に。
きっと一人で歩いてたら気づかないようなオシャレスポットが沢山。
バレッタって小さな街なのにぎゅっと素敵な所が詰まってる。
↑イネスさんの案内してくれるところは基本的に人が居なくて穴場なもののこの写真ではおじさんが偶然入り込み。
おじさんを見つめる私。独特の味のある写真になって好き。
今度は平坦な道へ。ここはスリーシティーズ側だったはず。海がとても近い。出窓が青で統一されている通りだった。
打ち合わせして何色にする!とか決めてるのかな?
↑どこ見てるんだろう…な写真。
↑その場で回って回って〜!って言われて回ってみた時の。インドアオタクが故にポーズのレパートリーが無いので教えて貰えると嬉しい。
お次はスリーシティーズ近くの有名スポットへ。バレッタは左にスリーマ、右にスリーシティーズとの間に位置している。
バレッタ内は徒歩で移動が可能でぐるっと見て回るのも楽しいだろう。
スリーマは少し行くとセントジュリアンというオシャレでリッチな街もある。海水浴できるビーチもあるよ!
アッパーバラッカ ガーデン(Upper Barracca Gardens)&ロウワーバラッカガーデンへ到着。
ここでは決まった時間になると大砲が発射される光景を見ることが出来る。今回は時間が合わないので見られず。
ガーデン内にはこんな建物がある。でも撮るの忘れた。
(↑の画像はトリップアドバイザーから引用してます)
アッパーバラッカガーデンではこんな写真をパシャリ。
お花がずらーっと植えてあったり背の高い木などが生い茂り、オアシスみたいな感じ。エデンの庭園って感じがする。天界だわここ。
なんだか心なしか他の所より涼しい気もする。マイナスイオン!
↑はガーデンから海沿いへ行くと見えるグレート・シージ・ベルという塔。
第二次世界大戦の際に命を落とした約7000人を追悼して1992年に建てられた記念塔。
人がいたから実際に行って鳴らせるのかな?
両脇に建つアーチが良い〜!
結構広めのガーデンには親子連れや観光できたと思われる人等が少し居るだけでかなり空いてる印象。
アーチの奥には強固な城壁囲まれた砦が。
こちらに見えるは”Forti Sant' Anġlu”(聖アンジェロ砦。船着場も隣にあるようで多くの船が停泊。
ちょっとアップ。この砦も実際に行って見たかったものの時間が無く行けずじまい。
意外と観光したつもりでも回りきれてないなぁと記事を作成してて痛感。
アッパー・バラッガガーデンでも撮影。
↑の写真はこの度の中でも1位2位を争うレベルでお気に入り。
奥に見える砦がかっこいい。
ちょっとアップで。
海を眼前に砦を添えて写真が撮れるなんてマルタくらいじゃない?と思う。
私の語学力の問題で聞き取れず申し訳ないなと思うがイネスさんは写真を撮る合間にもマルタの歴史や見所について解説を混じえて案内してくれた。一通りバレッタ市内を散策し本日のプランを終了した後は3人揃ってスリーマへ。
バレッタ⇔スリーマを繋ぐフェリーに乗り込みスリーマにて解散。
写真は後ほどデータで送る、との事。(実際に翌日には来ました。)
解散したあとはスリーマ観光へシフトチェンジ。昨日もスリーマへバレッタの街並みを写真に収めるためやってきたが本日は街中へ足を運ぶ。レッツショッピーング!
とりあえず腹ごしらえにマクドナルドへ。
ここはモバイルオーダーができるので注文簡単。全然日本と変わらず美味しかった。
海沿いを歩き”The point”というショッピングモールを目指す。スリーマの中でも大きなショッピングモールとの事で気になっていたので時間もあるしせっかくなので向かうことに。
対岸のバレッタは何度見ても素晴らしい。
所々海へ降りる道があるようで海水浴を楽しむ人が見られた。こーんな街中でも海へ入れる所があるって凄い。
到着!The point!
フェリー乗り場からは結構遠かった。
スリーマの街並みは高層マンションやビルなどが多くバレッタとは大きく異なる。まるで東京のように都会的。
モール周りにはテラス席。
買い物してみたいな〜と入口を探すも何故か締め切られていた。
色々探してみるも結局入れず。オープンの時間ではあるはずなのだが原因はわからずじまい。
結構苦労して来たのに空いてないんかーい!と肩透かしをくらった気分。いや、ちゃんと下調べしてない私が悪いんだけどね!
The pointを後にし色々なお店をウィンドウショッピング。MARVELグッズないかな?なんて探してたら変な塗り絵を発見したものの買わず。今思えば買えばよかったかも。
結局買ったのはこれ。ゲームショップで購入。怖くて遊べてないけど記念にね!
値段は日本で買うよりは少し安い。輸入で買うしかないので現地で買えてよかった。
バレッタの中心地にも系列店があるようでマルタでは大手のゲームショップなのかも。
パッケージが店の入口からこんな感じで見えるようになっており、思わず足を運びたくなる魔力がある。日本のゲームも沢山!
Haloのモノポリーに思わずがあるテンション。買いたいけど…買いたいけどこんなかさばる物持って帰れないよぉぉぉぉと泣く泣くスルー。
モノポリーなどボードゲーム系やフィギュアも沢山置いてあった。
いつかこう言うグッズ買うためだけに海外行ってみたい。キャリーケース片側空にしていけばワンチャンある。
周辺機器なんかも沢山。値段は同じく日本と変わらず。
立ち寄ったお店でケーキをいただく。
めっちゃくちゃ美味しくてあと2個はいける。
喉が渇いたのでついでにファンタオレンジも購入。マルタのお店って絶対にファンタ置いてるイメージ。むしろファンタしかない。緑茶が飲みたい。
というわけでショッピングは終了し何度目かわからないいつものトリトンファウンテンへ。
そういえば撮ってなかったな、とバスターミナルの様子。
マルタのバスは番号で割り振られているので間違ったルートのバスへ乗らないように注意。
乗り遅れてもすぐ次発のバスが来るのでゆっくり待つのが吉。
そして宿泊するホストファミリーのお家へ移動。本日は空港近くにある民泊へ。お馴染みのAirbnbで見つけたお家。
バスに乗るのも慣れたものでまったり揺られる。思えば明日日本に帰るわけなので乗れるのもあと1回だけか…と寂しい気もしてくる。
バス停はこんな感じ。留まるバスの番号が記載されているので間違いなく確認。
少し早くなってしまうが大丈夫?とホストファミリーに連絡を取り予定より少し早めに到着。
息子さんと思われる男の子がお出迎えしてくれた。重たいキャリーわざわざ部屋まで持って行ってくれる優しすぎるboyに感動。おっきなワンチャンもいた。
本日のお部屋!1泊4000円。
オシャ〜レすぎてやばい。
お菓子なんかも置いてあって自由に食べていいよ〜と言うのでコーヒー味の飴を何個かいただく。ヴェルタースオリジナルの飴っぽい味。
ハウスルールの書かれたボードが置いてあり写真から翻訳してくれるアプリを使ってお勉強。
こうやって見えるようにハウスルール書いてもらえるとすごく助かる。
タコ足配線にできそうな電源タップ、変圧器も置いてあって優しさに感動。こういう思いやり暖かい。お風呂に入り汗を流して本日の予定は終了。明日はいよいよ日本へ帰る日である。
バレッタやスリーマなどマルタ島内を観光したわけだが、マルタといえばここだろ!という観光スポットには行っていない私。折角なので何個か紹介。私の拙いブログでは伝わりきらない魅力があるマルタにぜひ行って欲しい。
マルタ島のガイドブックに必ず乗っている観光スポット↓↓↓
・聖ヨハネ大聖堂
日本語音声ガイドを聴きながら見て回ることができるそうなので気軽に訪れることができる。
・騎士団長の宮殿
マルタといばマルタ騎士団。お土産店ではフィギュアが大量に売られているくらい推してるみたい。
↑世界遺産のハイジャー・イム神殿
(いずれもマルタの観光サイトから画像引用)
他にも世界遺産認定された神殿や遺跡が何ヶ所ある。どれも神秘的で次回行く時には必ず訪れたい。
※詳しくはこちらのサイトで紹介されています。→https://www.mtajapan.com/heritage.html
数々の有名スポットをスルーするという失態を犯したのも「散策するぞ〜いえ〜い!」っていうガバガバした予定しか立てていなかったのが原因。
ディングリクリフに行って何故そこには行かなかった!とツッコミいれられそうなレベルの大問題。※ディングリクリフは凄くいい所です穴場スポット。
ゴゾやコミノに関しては主要な所を回ったもののバレッタ散策は甘ちゃんだったので次こそはちゃんと計画を立てて散策したい。世界遺産の遺跡群や教会や聖堂内に行かねば。絶対に世界遺産巡りはする。
あと何気ショックだったことと言えばお茶が売ってない。手軽に買う飲み物といえば緑茶や麦茶だと思っちゃうけどマジで売ってないのでカルチャーショック。スプライトかファンタしかない。スーパーにも緑茶は無い。
お茶が当然にあるものだと思っていた私。日本の常識は海外の非常識。お茶が飲めない覚悟を持ってマルタへ行こう。
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海外一人旅 inマルタ⑥ 〜1日タクシー貸切観光編〜
【5日目】8/14
マルタは本日も晴天なり。
元々昼夜逆転気味の生活を送っていたためマルタの時差8時間なんてへっちゃらで早朝に起床。
朝食の写真撮り忘れる渾身のミスをしてしまったがグランドハーバーホテルの朝食はごく一派的な日本のホテルのような朝食。
洋食のみのバイキングで卵料理やハム、ソーセージ、パン数種類+ジャム、コーンフレーク、ヨーグルトやフルーツとどれも馴染みのあるものばかりで味も美味しい。ドリンクもミルクやオレンジジュース、紅茶、コーヒーなど多岐に渡る。
最初にゴゾ島、その次にコミノ島、そして次はようやくマルタ島がっつり観光日。
前半の記事で前述した通り、マルタ島は鉄道は一切無い車社会。バスも分刻みで様々な行き先へ向かうルートがあるものの、楽したい&効率よく回りたい私は事前に日本でタクシーチャーター済み。
結論をここで書いてしまうがタクシー貸切めちゃ便利。観光するルートはオーダーメイドで作成できるのでバスで行きにくい所にもズカズカ行ける。暑いのでなるべく歩く頻度を減らしたいならうってつけ。
↑VELTRAというアプリ内の画像のツアーを予約。
出発時間や各観光地での滞在時間等も事前に打ち合わせ、回るルートも調整。夕日をバックに写真撮りたいからこの時間にここに行って!とかもできる。
一応モデルプランもあるがそこに無いマイナーな所も要相談で行ける。
私が今回作った観光プランは
①映画ポパイのロケ地”Popeye Village”(ポパイ村)
②ゲーム・オブ・スローンズのロケ地にもなった”静寂の街Mdina”(イムディーナ)
③地中海を望む丘”Dingli Cliffs”(ディングリクリフス又はディングリークリフ)
④マルタ島定番観光地、青の洞門” Blue Grotto”(ブルーグロッド)
⑤港街、Marsaxlokk(マルサックスロック)
この5箇所を朝から夕方まで巡る形で催行。
↑地図上で書くとこんな感じ。ホテル(バレッタ)からマルタ島内をぐるっと1周するようなルート。
朝〜夕方までタクシー貸切で€206。
そこそこいいお値段ではあるがバスや徒歩を駆使しで自力で行く場合と比較したらお値段相応以上の価値有。
ちなみに日本語ガイド付きだともっと高い。今回は勉強がてら英語のみのドライバーを選択。
実の所VELTRAの担当者さんと何度も相談を重ねほぼ強行してもらう形で決定したルートでもある。ポパイ村がかなり遠い事、ディングリークリフもまた他との兼ね合いで遠かったりする。
予定では8:30にホテル発で迎えを依頼。しかし8時には「もう迎え来てるよ」とフロントの人から連絡があり急いで荷物をまとめ降りる。
(フロントの人に聞いたら荷物置いてもいいよ、と言うのでキャリーはチェックアウト後もホテルに預けて観光します。)
白髪のおじいちゃんが運転手。まずはポパイ村へ。MARVELの生みの親、スタン・リーにそっくり。
こんな感じで意外と遠い。
バスもあるものの行くとなると結構大変なルートのようで車やツアーで参加するのが良いと思われる。
車に揺られること45分。
ポパイ村へ到着!
スタンリー似のおじいちゃんから色々話しかけられるもほぼ聞き取れてないけど会話っぽくなってたので良し。日本から来たよ!と行ったら日本遠いね!凄い!って褒められたのだけ覚えてる。
「何分くらい時間とる?」と聞かれたのでとりあえず1時間確保。1時間後に駐車場合流で、という事で決定。
事前にツアー会社と決めているとはいえ意外と時間の融通は臨機応変にできるようだった。運転手の気分次第的な要素が強そう。
チケット売り場になっている小屋へと向かう。オープン10分前ほどにもかかわらず少し行列。中に入るとカウンターが2つあるのでそれぞれ並んで購入。手にバンドみたいな入館証?を巻かれる。
ポパイ村へ侵入!!(言い方)
相変わらず海近!not加工でこの青さ。
雲ひとつなしの快晴。
お〜〜〜〜〜!!!
村可愛い!
実の所ポパイの映画見た事ないので実際の映画で使われたセットとリンクしないながらに村を散策。
一番奥にあるお家。
他の家よりデカめ。
ホラー映画好きなのでなんかこういう墓場見るとついテンションが上がる。不穏なセットいいよね。ちゃんとこういうのもあるんだな〜と興味深く観察。
オシャレなドア発見!インスタ映えしそう。
お店なのかな、オープンしたてなので相手おらず。
(私が映り込んでます)
家の階段も実際に登ってOK。
中に入れるのもあるみたい。入れない家もあるけど結構細かく見ていくことが出来る。
映画のセットだっただけにポップで可愛い建物が多くて楽しい。
写真には写ってないけどポパイに登場するようなコスチュームのキャストさんがちらほらいる。声掛けてくれたり写真撮影してくれたりサービス精神旺盛。
ちょっと奥に行くとキッズルームのようなド派手な所を発見。子供たちがいっぱいいてびびった私は外から見るだけ。
アトラクションでもあるのかな?なんだったんだろうここ。
もう行くことは無いと思うので有識者の方いたら情報求む。
意外と小さな村なのでサクッと見て回る分には1時間もかからず終了。端から端まで歩くだけなら30分とかそんな感じ。色々催し物もあるみたいだけれど時間が合わず。
村を出て来た道を戻り外からポパイ村の写真を撮影。
意外とズームもできるし捨てたもんじゃない。
持ってきてよかったカメラ。
iPhoneじゃここまでは無理だと思う。やっぱり旅行にはカメラ必要。
もっといいカメラが欲しい。
記念にツムツムもいれて撮影していたらいい時間になったので駐車場へ。
もう既に迎えに来てくれていたのでタクシーに乗り込み次の観光地へ。
お次はポパイ村から少し街中へ、マルタ島観光スポットの代表地”'Mdina”(イムディーナ)へ!
中性の面影が色濃く残る古都イムディーナは
オールドシティとも呼ばれ、16世紀にはヴァレッタに先立ち首都が置かれていた。静寂の街と称されるほどひっそりとした空気に包まれている。
イムディーナへの入口はココ。こんな感じでグルっと街の外側が城壁に囲まれている。
私としては街というより遺跡的な感覚なので、中に200人程住んでいるらしいが生活の想像がつかない。
なんというか、佇まいが荘厳な遺跡って感じでピラミッドに人住んでるみたいな感覚。
中には、
聖パウロ聖堂
ヴィルヘナ邸
ファルゾン邸
聖アガタ礼拝堂
聖ニコラオス礼拝堂
など歴史的建造物多数。
実際に入れるけど事前予約制の所もあるので行きたい方は注意。
一昨日いったゴゾ島のチタデルを彷彿とさせる細道。チタデルは要塞の役割を担っていることもありもっと道は細かったがこちらは街のため人がすれ違える余裕有。所々ドアもあるのでやっぱりお家があるみたい。
ゲーム・オブ・スローンズのロケ地になったらしいけどゲーム・オブ・スローンズをシーズン2でリタイアした私にはイマイチわからん!って感じである。
デナーリスが馬に乗って歩いてそうなイメージはかろうじてある。
洞窟っぽいこんな通りも。かなり広くて迷路かと思った。
そしてイムディーナには猫が多くいるらしいが探して歩くも見つからず。猫ちゃんに会いたい。
猫を探して三千里。細道通ったり日陰を通ったりウロウロ。人は多め。
ちなみにガイドブックには早朝に訪れるのがオススメと書いてあった。静寂の街、と言われるくらいだから人がいない時間帯を狙ってくるのがいいかも。
道中かなりの頻度で馬車とすれ違う。
馬車で案内してくれるツアーでもあるのかな。優雅すぎる。
またしばらく散策していると開けたところ到着。
何やら人も多く、イムディーナの住宅街から中心地へと辿り着いたのだろうか。
相変わらずカラフルなドアがが可愛い。
↑は緑色のドア
↑は赤色のドア
↑こっちはブラックなドア。
ドアベル(正式名称わかってない)が彫刻になっててオシャレポイント+5000点
これまでの両側にそびえるクリーム色の壁は何処へやら、見晴らしのいい場所へたどり着く。
写真で見るとそうでも無いけど結構高さはある。
海の防波堤に登る人よろしく、ここでも壁に登ってるキッズがいてオイオイ、君死ぬぞ。と心配になる。
飲食店やカフェもちらほら見かけるため早めの昼食でもしようかとお店探し開始。
細い道の間にお土産屋さんやカフェがあったり運ゲー要素強い。これかな、と店へ入ってみる。
すると何故か映画館へ。
何を言ってるかわからないと思うが私にもわからない。フェルメール作の「真珠の耳飾りの少女」の女性に似た服装のお姉さんから「日本人?」って聞かれたからそうです、って言ったら次の瞬間には映画館に居たんだ。
渡されたヘッドフォンを装着し日本語ガイドを選択。ゴゾ島探索した際に乗った周遊バスのうさんくさい音声ガイドとは違いかなり質の高い日本語が流れる。
スクリーンにはマルタ島の栄枯衰退の再現映像?歴史解説?が流れる。これが意外と面白くて良かった。オスマントルコに侵略されまくってんなマルタ。オスマントルコ許すまじ。マルタ騎士団が勝ったからいいけどオスマントルコめ。まじオスマントルコ。(言いたいだけ)
後に分かったが反対側の入口にこの看板があった。私が見たのは左側の上映。改めて見ると右も気になるな。普通に面白かったし勉強にもなったのでぜひ行ってみてほしい。値段忘れたけどめちゃくちゃ安かった。あと涼しい。
外側は本当にぐるっと城壁になっている。
どうやって建ててるんだろう?という疑問ばかり浮かぶ。
中世の時代に人力で建てたとしたららやばくない?優秀すぎる。
思わぬ映画上映に巻き込まれ待ち合わせ予定時間ギリギリになってしまった私は急いでイムディーナの外へ。お腹すいてたけどご飯にはありつけず。行き当たりばったりな感じがこの旅の良さだと言う事にしたい。
急いできたはいいもののタクシーの運転手さんみつかりません。と思ったら時間より遅れて登場。別にいいけど遅れるなら遅れるって連絡欲しいね!
お次は秘境の地(?)ディングリクリフへ。
中心地から海沿いへと移動。
マルタの下調べをしている中で行きたい!ってなった所ではあるけれどおそらく普通は行かないマイナースポットである気がする。ほんと、丘。ただの丘といえばそれに尽きるが私には惹かれるものがあった。
少し人はいたものの片手で収まる程度。先程のポパイ村やイムディーナに比べたらまったりと時が流れている感覚。
運転手のおじいちゃんからは終わったら戻って来てね〜ここで待ってるよ〜という事だったので現地の人からしても長時間滞在するような場所では無い様子。ドリンクを売っている露天が1店あるだけだった。喉乾いたのでファンタ買いました。
舗装されていない道を進むこと数分。
そこには眼前には広々とした大海原が広がっていた。
はいコレ!!!地中海!!
これも地中海!!!!
地!中!!海!!!with崖!
雄大すぎる自然ヤバい。地球ヤバイ。
今日イチテンションが上がる私。
どこまでも先へ先へと広がる地中海を上から眺められる。絶景かな。
この海の先にはマルタ版バミューダトライアングルとかありそう。隠された島とかあってもおかしくない。アトランティスがあるかもしれない。
↑まあ実際にはこの先にはアフリカ大陸がある。でもそれはそれで私の見ているこの海の先の先にはアフリカがあるの!?!ってビックリするよね。感動。
バミューダもアトランティスも無いけどこんな深い広大な海があるんだ。きっとある。まだ見ぬ何かが。そう思わせるパワーがある。
ここですかさずオタク発揮してピーター君と地中海。ピーター君を地中海と共に写真撮った人類は私が初かもしれない。もしかしたら。
感動。
ちなみにこの丘には小さなベンチがあってゆっくり海に思いを馳せることができる。
丁度おばあちゃんが居たので一緒にパシャリ。エモい。無加工でこの青さ。自然凄い。宇宙ヤバい。
そしてディングリクリフには小さな教会がぽつんと建っている。使われてなさそうだけどどうなんだろう。ゴゾやマルタには本当に教会が多い。
教会裏の手すりにツムツム飾って撮影。この画像は私のブログのアイコンに設定しているのと同じ。気に入ってます。
ホテル屋上でただ海をぼーっと眺めるのが好きだったけどここもとっても気に入った。マルタは少し行っただけですぐに海に出会えるからいいね。癒されます。何も無いのが丁度いい。
はい次!
ディングリクリフを後にし大自然の創造物青の洞門へ。
長年の風と波の浸食により断崖にぽっかりと口を開けた洞門。太陽の光によって様々な青を醸し出す幻想的な光景が見れると聞きたら行くしかない。
ボート乗り場は下にあるため露出した岩肌を横目に降りていく。
地層がすごい〜そして暑い。なんかハマグリの貝殻みたい。
どんどん降りていく。意外と遠くて大変。途中ご飯屋さんみたいな所があって駐車場もあった。そこで最初っから降ろしてくれよ。と思いつつもタクシーのおじいちゃんはきっと、私にハマグリみたいな岩肌を私見せたかったのかもしれない。
マルタ島の中でもかなりポピュラーな観光スポットなので人は多い。チケット売り場に並ぶ。
私の海外処世術(?)のひとつだがだいたい注文する時や買う時は「This one.」って行っておけばいい。だいたい乗り切れる。
約20分の遊覧ツアー。
大人8EURなのでまあまあな値段取るっぽい。
発着時間は決まっておらず、人が集まれば出発。小型のボートに横2〜3人、3列乗る形。
でもこの時は人はひっきりなしに来ていたのですぐ乗せてもらえた。
船着き場を出発し崖沿いを進む船。
この岩場もまた侵食によって出来たものかと思うと感慨深い。波が岩を削るって信じられないよね。自然パワー。
近い近い。ハマグリ岩を堪能。
徐々に船がスピードを落とすとアーチ状になった岩場が出現。
このあたりから海の色がサファイアブルーからクリスタルブルーへ。
この洞窟の中へと入っていく。
ちょっと手を伸ばしたら届くようなそんな距離感。でも手で触ってもこの色を手にすることは出来ない。この色を小瓶に閉じ込めたい。
マルタに来てからというもの、自然が作る色はなんて美しいんだろうと思う毎日。
何ヶ所か回った後また元の船着き場へと到着。ライフジャケットを返し、来た道をもどる。
戻る私とは裏腹に船着き場へと向かう人が続々と来ていた。やはり人気観光地。
ブルーグロッドは時間帯も重要なようでお昼頃がオススメなよう。あとは風が強い又は天候が荒れているとボートは出ないのでその日の天気に注意。
道中巨大パイナップルがあってめちゃくちゃ面白かった。これパイナップルだよね?
ここまで何も食べてないのでお腹はぺこぺこ。なんでもいいから食べたい。
腹ぺこの中、次は”Marsaxlokk”(マルサックスロック)へ。
ルッツと呼ばれるカラフルな小型漁船が湾を彩るマルタ最大の漁港。
日曜日にはサンデーマーケットというお店が開かれる。
サンデーマーケットに是非とも行って見たかったが日程上どうにも厳しいため平日に訪問。
港には船がいくつも停泊している。
日本国内でも漁港に行ったことがないため人生初港。初港が海外って面白いなぁ。
興味津々で散策を進める。
顔のような模様が書かれた船もあり可愛い。
一つ一つ船の顔とか模様も異なっていて観察するのも楽しい。
とってものどかな雰囲気でここもお気に入りになりそう……と思うが港沿いから移動するとガラッと印象が変わる。
めちゃくゃ人がいるのである。サンデーマーケットが開かれていれば凄い賑やかだが平日はそうでもないだろうな、などと思っていたのが
間違い。ハイシーズンである。
レストランや露天が多くありテラス席は満席に近い状態だった。
海を見ながらイタリアンや軽食を楽しめるのがこのマルサックスロックの魅力なのかもしれない。
港を離れて少し街の方へ目を向けるとなにやらお祭りのように飾り付けが施されているようだった。クリーム色×青可愛い〜!
また建物がかっこいいしね。お城みたい。
↑レストランの様子。
入口も可愛い。
マルサックスロックもドアや窓はは色付けされており見た目華やか。
カラフルでいなぁ。出窓も素敵。
街並みも写真映えが凄い。
↑テラス席で食事を楽しむ人々。
点々とこんな感じで食事できる場所がある。
店員さんが道路挟んで向かいにあるお店からせっせと料理を運んでいた。
端の方にあった意味深な落書きが施されたドア。白いドアに赤字で書きなぐりとかこういうの好き。ワクワクする。(ホラー映画に出てきそう)
お土産屋さんを見たり街中を散策し時間が来たのでマルサックスロックの観光は終了。
港町とても良かった。マルタ全体に言えることだけど、日本ではこんな街並み見れないと思うから全てが楽しい。
約束の時間から遅れること数十分。
タクシーがようやく到着しホテル前まで送って貰って本日のプランは終了。
時間が余った事もあり「スリーシティーズにでも行くかい?」と運転手のおじいちゃんが気を利かせてくれたが辞退。優しいなぁ。マルタの人って親切だ。チップとして5€を渡し別れる。
この時点で15時〜16時くらい。タクシーのおかげでだいぶ楽に観光できたので体力気力共に余っていた私は昨日できなかった事をしようと船着き場へ。
MISSION:バレッタ⇔スリーマ間を往復する船へ乗り、船上からバレッタを背景に日の入り写真を撮れ!
スリーマはレストランやショップが点在するマルタ屈指のリゾート地。約15分間隔でバレッタ⇔スリーマ間を往復する船が出ており片道1.5EUR 往復2.80EURと往復で買うとお得。チケットは現金支払いのみ。
バレッタって調べると腐るほどこの街並みが出てくるんだけどこの写真は対岸にあるスリーマから撮れる。実際に自分で撮りたい。という事でいざ船に。二階建ての大きな船でテラス席か室内どちらでもOK。圧倒的テラス席人気。
で、実際に撮れました!
頑張れ私のカメラ…!と念じつつ慎重にパノラマ撮影。ちっちゃいけど街全体を収めることに成功!
さっきまであっち側にいたのかと思うと不思議な感覚。
少し拡大撮影!改めて要塞といった強固な街並みであることが分かる。城壁多し。
かっこいいよ〜〜〜!!!
こーんな感じで海沿いウロウロしながら自撮りをかましていた所で事件は起きる。
そろそろ日も沈むしフェリーの所に戻ろうかなぁ〜どうしようかな〜自撮り上手くいかないなぁ〜。一人旅だとこういう時不便ね。とスマホ片手にやきもきしていた時だった。
??:「写真撮りましょうか?(※英語)」
と一人の男性から声をかけらる。
私:「…( °o°)!?」
声かけられたぞ!?と内心ドギマギ。
親切を無下にしてもアレなのでお願いします〜とカメラを渡す。後に思うがこの時に戻れるなら絶対に渡さない。
何枚か撮ってもらい親切な人もいるんだな〜と思っていた。じゃ、フェリーに戻るか。とカメラに手を伸ばす。
??:「こっちにもっといい写真スポットあるから着いてきて」
と歩き出す男。(名前聞いたんだけど忘れたので男と書きます。ガチで忘れた。)
正直嫌だったけどまあまだ時間はあるし別にいいかと着いていく。この時帰ればよかったと思うわけである。まだ親切にしてくれてるいい人だと思ってた。
↑少し進んだ桟橋のような場所へと案内されて撮った写真。
この背中では伝わらないと思うが内心帰りたかった。
ありがとう!ありがとう!!でももういいよ!と伝えて別れようとするももっとあるから、と手を引かれて連れていかれる。離せえええ!!!!!
2ショット撮らされました。いや別にいいんだけどさ解放してくれるなら。自分の顔が引きつっててうける。スタンプ貼ってるからアレだけど目が笑ってない私。
「もうすぐ日が沈むからホテルに帰る」
そう主張するも「いいから、来て」とその後もグイグイ連れ回される。Noooo!!!
フェリー乗り場からだいぶ離れ小さな階段を下りもうすぐ目の前が海、といった岩場へ連れて行かれた。もうこれ拉致じゃない?
ここでも写真撮るからそこに立ってと言われ渋々行く。
↑この数時間後殺されるんか私。誰か助けて。って思ってる図。
海に突き落とされるんじゃないかという恐怖と隣り合わせ。強引さにたじたじ。
「本当にもう帰らないと。てか帰ります。フェリー無くなっちゃうから!」とことある事に言うがいいからいいからと聞いてくれない。話を聞いてくれ。
離せ!!!マジで!!日が沈むバレッタを船上から撮りてぇんだ私は!!と心の中で半泣き。
まず大前提、18時くらいで船は終了。船がないとなると大回りしてバスでバレッタへ帰るしかなくなる。
足場がめちゃくちゃ悪い岩場を進む。滑るからと手を繋がされた。ぴえん。
何が悲しくてタイプでもない男と手を繋がなあかんねん。まじぴえん越えてぱおん。
案の定日は沈みました。夜のバレッタ綺麗だね…。ぴえん。カエリタイ。フェリーの往復チケット買ったのに。
デートスポットなのか現地の若者だろうか。岩場へ座って語らっている。というかイチャイチャしてる人多数。なんでこんな所に連れてくんねん…。怖い。
最早諦めモードの私は案内されるがままに着いていく。とりあえず写真は撮るが内心ぴえん状態。私のブルーな気持ちとは裏腹に赤いサンセットが綺麗です。
その後もしばらく連れ回される。断崖絶壁と言うまででは無いが岩場には穴があったり高低差が激しく滑る所も有。ぺたんこサンダル履いてるので歩きにくいんだよ。手はいつの間にか恋人繋ぎにされて正直、ハッキリ言うと鬱陶しかった。ていうか歩きにくいわ。ただでさえも歩きにくいのに手が邪魔すぎる。
ああ…対岸のバレッタが恋しい。
ちらほらみかける恋人達よろしく岩場に座るよう促される。色々雑談をする事になり相手の素性をようやく知る。
・仕事で各国を数ヶ月単位で訪問している
・イタリアやフランスやドイツにも行ったことあるらしい
・今までも日本人や韓国人にこうして案内している
(ここで写真を見せられる。確かにアジア人が沢山いた。正直これが今まで殺してきた人リストで私もその中に加えられるのかと思った)
会話はもちろん英語なので私の中学生レベルの英語力を補うために翻訳アプリを使いつつコミュニケーションをとる。日本語でGood-byeってなんて言うのって聞かれたのでサヨナラと答えておいた。
この辺りで、この人は推しが強いだけで本当に親切心から手を貸してくれているのか…?それとも何か邪な考えが…?と疑心暗鬼し始める。帰して欲しい事に変わりはないが。
何はともあれ帰りたいので「帰ろう」と本日何度目か分からない提案をしようやく帰ることに。
するとホテルまで送る、と言うのだ。あっ、やっぱり危険だ。丁重にお断りするも、じゃあバレッタまでは行く。と引き下がられたため渋々了承。
先日紹介したバスターミナル近くのトリトンファウンテンで別れることに。しかしそこでも一筋縄ではいかず「記念にハグしてくれ」と言われる。まあハグくらいならと思ったらおでこにチューまでされて鳥肌。
うぎゃあああ!と思うも得体の知れない恐怖に苛まれお礼を告げ早々に退散。連絡先を渡されていつでも連絡してと付け加えられたけど絶対にしません。タイプじゃないし。好きな外国人はブラピです。
怖すぎ。これが海外か。と恐怖の洗礼をうけた気分。
ほぼ後半愚痴タイムで申し訳ない。
バレッタに戻った頃にはすっかり夜で20時〜21時くらいだったはず。2時間も連れ回された事になる。今思い返してもあの男の真意がわからない。謎の男。謎のトラブル。とにかく、五体満足でホテルに戻れて良かったです。
下心やなにかやましい気持ち無しに近づいてくる人がいないとも言いきれないが9割9分まともでないから皆さんも海外旅行はお気を付けて。
色んな意味で濃い一日でした。
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海外一人旅 inマルタ⑤ 〜バレッタ観光編〜
【4日目PM】8/13日
(1個前の記事の続きです)
コミノ島を後にしフェリーでマルタ島へと帰還。この時点で13時〜14時辺り。
帰る人は私以外いないようで船は貸切。
実の所、コミノ島に一日予定を割り当てていたため半日で終わったのが予定外だった。
行ってみてわかったがコミノ島は泳いだり食べたりするのであれば一日居れそうなものの、私のように散策したいだけなら半日で十分だった。2時間もあれば手持ち無沙汰になりそう。
コインロッカーもあったが海水浴するなら複数人で行かないと色々心配な点が多いので一人旅でビーチinはレベル高すぎです。
とりあえ街中に行ってみようかなという事で首都バレッタへバスで移動することに。この行き当たりばったり感も中々好き。時間に縛られないフリーダム感が最高である。
2泊お世話になったホストファミリーの家に寄って荷物を取りお礼を告げて首都バレッタへと向かう。
日本では荷物をホテルに置いて観光、なんて普通だけど海外でもできるのかな?と不安になったがホストファミリーが親切だった事もあり、取りに来るので置かせて欲しいとお願いしたら快諾してもらえた。あったけぇ。
バレッタ最寄りのバスターミナル付近にある噴水。”トリトンファウンテン”という名前。
めちゃでか巨大噴水凄い。近寄っても不思議と涼しくないマルタ島の日差しヤバイ。
トリトンファウンテンという名前の通りギリシア神話のトリトンモチーフ。
聞くところによると冬は噴水出ていないらしいので夏がベストかも。
↑バレッタ入口
正式にはヴァレッタ(Valletta)と言う表記。
本来はコミノ島を観光後バレッタ海沿いにあるホテルへ直行予定だったが時間が余ったため、強固な城壁に囲まれた都市、世界遺産ヴァレッタを散策。
1565年の歴史的なマルタ大包囲戦の後、聖ヨハネ騎士団長によって築かれた要塞都市。
道脇には聖パウロにまつわる彫像が点在する。
入口を進むとこんな感じで左側にはバガーキングだったかな、ハンバーガーチェーン店が入ってるショッピングモール。
ずらりと両側に並ぶお店の数々。ゴゾ島やコミノ島からやってくると違いに驚く。ゴゾも中心部のVictoriaはお土産屋さんや飲食店が多かったが自然と共存した地方感があった。
一方バレッタは賑わい、華やかな街であることが伺える。
バレッタ内部の地図を発見。
パッと見京都の町のようだなと言う印象。
防御の目的から見通しを良くするため街全体が格子状に区画されているそう。
地中海に浮かぶ小さな島国という事もあり侵略から守るためにヨハネ騎士団が工夫をしたのかな。マルタの位置的に(イタリアの下にある)ひっきりなしに各国から狙われてそう。
前々日、前日と民泊を使ってみた訳だが今日はホテル泊。ブッキングドットコムで気になった”グランドハーバーホテル”へ。海沿いに立つホテルだ。
迷路みたいに細い道が多くてマジでどこ?って迷いつつ到着。
このホテル来るの、かなり大変。近いと思いきやバレッタの町、ちょっと細道はいると階段&坂のオンパレード。高低差が7泊用キャリーを引きずってる身には厳しい。
本日のお部屋はこんな感じ。
1泊朝食付きで€108(日本円で13000円くらい)
ささっと調べた感じ、立地も考慮するとハイシーズンのマルタでは安い方。
ベッドは可もなく不可もなくで普通に寝やすい感じ。
シャワーブースは洋ドラとかで見たことあるぞ!なボックスシャワー。スケスケだぜ。
アメニティも置いてあって嬉しい。紅茶とかあった。というかこういうアメニティって日本だけかと思ってたから意外。海外でも一般的なのかな。
クローゼットの中。金庫とアイロン台。
ハンガー多し。なんかほんといい部屋。
そしてこのグランドハーバーホテルは屋上が解放されていて自由に出入りができる。
これ目当てで予約したと言っても過言ではない。
早速屋上へ。
うみ!!海が見えます!!!あと対岸!!
テラス席って感じで椅子とテーブル、ビーチベッドもあった。
海を正面に左を向くとバレッタの街並みが見える。
縦にズラっと建物が並んでいて車もずらずらっと。クリーム色の建物×カラフルなドアがとってもキュート。
お次に右を見るとカラフルなドアが。
なんのためのドアなんだろう。
色とりどりでめちゃかわです。
こういうちょっとした街並みにほっこりする。
引きで取るとこんな感じ。
※これは夕方の写真
屋上からちゃんと撮るとこんな感じ。
無加工でこの青さは凄い。コミノ島とのアクアマリンのような淡い色合いとは違いハッキリとした深い青。
ボートが定期的にやってくる。
そういうツアーもあるのかなー参加したいな。と思いつつ暫く眺める。
位置関係的にはこんな感じで正面に見えているのは対岸の町や要塞。
Googleマップ上で見るとトゲトゲしてる。
お気に入りすぎて夕方くらいにまた屋上へ行った時の写真で解説。
スリーシティーズは観光スポットの定番。
後日行くつもりだったが結局行けずじまいで悔いが残ってるので再訪した暁には行くぞ!
夕方の町綺麗すぎてやばい。
趣きいとありけり。
ちょうど船が差しかかったのでパシャリ。
大勢乗ってたからこれも観光船?なのかな。
日が沈む光景に魅入ってしまう。
また数時間後訪れるとあたりはすっかり真っ暗。昼間の賑わいはどこへやら静寂の町へと変貌。
夜も遅い時間でなければボートはあるので対岸へ移動は可能。
※正面から撮った写真です
↑は正面を向いて右の街並みを撮った写真。
すっかり真っ暗で静けさを感じる。
昼、夕、夜を比較するとこんな感じ。
予定では夕暮れ時に対岸に位置するスリーマという町とバレッタ間を往復で出ているフェリーから日が沈む所を見る予定だったが今日は屋上からの景色へ変更。
明後日の観光時に船に乗るぞ!と決意するもまさかあんな事になるとはという自体に巻き込まれます。(後日更新する記事で載せます)
水上からの景色も格別だったと思うが屋上からのんびりと眺めるのもまた良き。
海外に来てこんな心落ち着く時間が得られるのは貴重な気がする。屋上で半日過ごせるのでは?と思うくらいには良かった。誰もいない屋上から街を歩く人を眺めたり船を眺めたり日が沈む様子を一望したりと自由気ままな猫になった気分。
その後、クーラーをガンガンに効かせた自部屋に戻り休みつつ定期的に屋上へ向かいひたすら写真撮影。見る度に変わる空や海の色がお気に入り。
マルタへ行ったらグランドハーバーホテルへぜひどうぞ。(ダイマ)
リンク→http://www.booking.com/Share-WAtK0E
時を少し戻してバレッタ散策レポ。
ホテルへ荷物を置いて屋上を少し楽しんだ後、身軽になった足で遅めのお昼ご飯へ。
バレッタ入口近くにマック発見。
ジャンクフード食いてぇ、と思って中に入るもメニューボードを見て思い出す語学力問題。
マックの英語での注文無理。複雑すぎ。お手上げです。
ささーっととんずらしたはいいが腹は減る。そんな最中バーガーキングに入るとセルフオーダーシステムのパネル発見。どんだけジャンクフード食いたいんだって我ながら思う。※ちなみにマルタ滞在中にバーガーキング2回食べてる
タッチパネルで注文を確定し、支払いまで済ませられる。最高すぎバーガーキング。貴方が神か。英語できない民の救世主。
デン!
無事昼ごはんに、ありつけた。
普通に美味しいです。
お腹を満たしたあとはバレッタの散策開始。
後日、Airbnbで予約したバレッタ巡りのイベント参加予定なので疲れない範囲で軽〜くお散歩。
街並みがとても好き。
レトロっぽいけど都会的だったり伝統的だったり。中世の町って感じがする。
街角には彫刻も。
出窓がオシャレすぎるお家。
家の中どうなってるのかとても気になる。
道の両脇には車が縦列でバーッと置いてあるんだけどもプジョー多めな中、日本車結構ある。4割くらい。
日本要素をみかけると親しみ感じる。
途中バレッタ中心地付近にある”amorino”というジェラート店に立ち寄る。薔薇のようにアイスを持ってくれて映えが凄い。
実はここずっと行きたいと思ってたので見つけられて一安心。人気店だったようで今で言うところの3密。、
味は確かストロベリーとマンゴーとローズだったような。自分で3色選べる仕様の中、とりあえず読めるやつ&目に入ったやつ適当に選びました。難しい名前読めません。
途中、広場や赤いテントのオシャレなテラス席を発見。こういった大規模なテラス席が点々とある。レストランや屋台多し。
後日来た際にわかるのだがこの日は結構人少なめ。時間帯がお昼時ではないのもあるがまばらなよう。
ぼちぼちホテルに戻って休憩。
明日は一日タクシーチャーターでのツアーなのでそれに備えて早めに休養!
ちなみにこの時点での財布の中身は小銭がジャラジャラ。
というのも€コインの識別ができなさすぎて札だしときゃええやろー!って5€札を出すパターンを繰り返しどんどん溜まるコイン。
最終的に日本に帰ってきた時点で40.521€は余った。(日本円にすると5000円くらい)
マルタはクレジットカード支払いが普及してるのでチップや小さなスーパーで飲み物を買うなどの支払いのみにしか現金を使用せず日本で1万円分換金したものの半分余り。チップは基本1€渡してるだけ。
※基本的にマルタはチップ文化薄いらしいけど私は渡してみました。
50¢と20¢コインの区別がつかない問題を何とかして欲しい。
オカネ、トテモムズカシイネ。
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海外一人旅 inマルタ④ 〜コミノ島観光編〜
【4日目AM】 8/13日
マルタの夏といえばブルーラグーン!という事でコミノ島へGO!
朝イチのボートへ乗るべく本日もフェリーターミナルへ。
ちなみに宿泊先は昨日と同じホストファミリーのHOUSE。
コミノ島は昨日行ったゴゾ島とマルタの間にある小さな島。宿泊施設は1個だけで海メインな感じ。
ボートは往復大人10EUR。
船着き場のすぐ側にコミノ島行きのチケット販売小屋があるのでそこで購入して船の添乗員(?)の兄さんに渡すスタイル。
綺麗に焼けた小麦肌のベビーフェイスお兄さんにチケットを渡すと「Japanese?」と声をかけられる。
「Yes」
そう応えると、屋根付きの席ではなく船頭へと導かれる。えっ、特等席?それとも新手の嫌がらせ??どっち???と思いつつその場に座る。座ると言っても中みたいに座席はないのでほんと地べた?みたいな感じ。
でも船頭だから何も遮るものがなくてまさにフロントオーシャンビュー。手を伸ばせばすぐ水に触れられそうなほどの距離。海が近い。すごい。特等席すぎた。
興奮でワクワクとドキドキが止まらない。
しばく夢中で写真を撮っていたら危ないから前に出過ぎないでね、と夏の太陽に匹敵するほどキラキラした笑顔付きでお兄さんに言われて別の意味でドキドキする。
かっこいいね、お兄さん。惚れそう。と思っていると船は出発。
小型の船なので揺れる揺れる。でも海風が気持ちいい。海にラメを満遍なく敷き詰めたみたいに水面がキラキラ。眩しいくらい。海風もブワーって浴びれるし最高か?
横にモデルポーズでたってるイケメンのお兄さんも眩しい。結婚したい。
すごいスピードでぐんぐん進むも、どうやらまっすぐコミノへ行く訳では無いようで、途中岩場へと接近。
遠くで見ていた時はサファイアブルーに近い色合いだったのに浅瀬はクリスタルブルー。青から水色。水色というかなんなんだろう、宝石のアクアマリンみたいな透き通る色。
船の中からぞろぞろと人が出てる。けど私が船頭だからベストショットはいただき!
ありがとうお兄さん。
ささっと撮影スポットから離れてついにコミノ島へ。船から降りる時お兄さんが手を差しのべてくれて普通にドキドキ。カッコよすぎか?私も肌焼こうかな。
海辺は岩場もありつつちゃんと橋もかかってたりと整備されてる。
海辺をまったり散策。
クリスタルブルーの世界
青く澄み切ったブルーラグーン。
あーなんかずっと見てられるわ。って感じ。
この暑ささえなければ。
マジで暑いよ。40℃はないけど日差しはほんとやばい。
暑さに耐えつフェリー乗り場あたりを散策。
海辺から島の上に上がって写真撮影。
ひゃ〜〜〜〜〜〜!!青っ!
青ってか碧っ!!!
沖縄とか行ったことないからわかんないけどここが1番最高の海だ!!!!ってくらい凄い。
午前9時頃でこの人の量って人気度が伺える。
続々とボートに乗って人が来る。
青い〜〜〜〜〜〜!!どこまでも青い!!
中には滑り台付きの船もあった。多分そういうプランの船。マルタ島といえばって観光スポットなだけありコミノ島への船の出入り頻繁で色んなツアーがあるみたい。
岩場でパシャリ。
水がさ、色つけたみたいにエメラルドカラー。
この色で染めたドレスを着てみたい。
反対側へずーっと歩いていくと人のいない箇所を発見。
ロキとスパイディーのツムツムと共にパシャリ。
青すぎひん!?
ターコイズ色の絵の具ぶちまけて色つけたん!?ってくらい色が鮮やかすぎる。
ちょっとアプリの補正入ってるかもだけど行けばわかる。まじで青い。
水面がほんと透明で綺麗。
ちなみにコミノ島入ってすぐの所には売店も沢山。ハンバーガー系のファストフードとかドリンク、お酒とかあって海水浴しながらご飯も食べれて最高じゃないか?
というわけで午後の予定もあるのでコミノ島を後にしまたフェリーへ。
今回コミノ島では散策のみしかしてないが本来ならば海水浴スポットなのでまた来る機会があれば入りたい。
素敵なお兄さんとの出会い、そして”水色という色には様々な色がある”という事を学べた素晴らしい島だった。
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海外一人旅 inマルタ③〜ゴゾ島観光〜
【3日目】8/12日
ホストファミリーに別れを告げ(といっても連泊なので一旦チェックアウト)ゴゾ島へ向かうフェリーに乗るためCirkewwa(チェルケッワ)へ移動。
ゴゾ島を簡単に説明するとマルタは①マルタ島、②コミノ島、③ゴゾ島の3つからなる国でそのうちの1つ。
ゴゾ島には
・チタデル(ゴゾを見渡せる程の要塞)
・ゴゾ大聖堂
・ソルトパン
・タ・ピーヌ教会
等々観光地有
簡単に位置関係を図解するとこんな感じ。
宿泊先のメリーハからCirkewwa Ferry Terminalまではバスで乗り継ぎなし25分程
ちなみに首都、バレッタから行くと1時間10分程。
初日にバレッタへ泊まっても良かったが移動のことを考えメリーハまで事前に移動。なんてったってハイシーズンだからね!首都から乗ったら混雑ヤバいでしょ。と懸念。
最寄りのバス停で待つも時間になってもバスは来ない。特に急ぐ必要も無いので良いのだが。
ちなみにバスに止まって欲しい場合は大きく手を上げる、またはそれなりの意思表示をしないと止まってはくれないので、そこは日本とは違うところ。主張しないとスルーされる。
そして遅れてやってきたバスに乗り込み30分ほどでフェリーの最寄バス停へ。
マルタ島(Cirkewwa Ferry Terminal)からゴゾへは船で30分ほど。
お値段は往復15ユーロくらいだったかな。
gozo channelというフェリーに乗船。
行きはチケットは買わず、帰りに往復分まとめて支払うシステム。
どんぶらこ〜と30分ほどまったりフェリーに揺られる。実際はどんぶらことはならないぐらい超絶デカくてしっかりした船。
船の中に入ればカフェになっているので食事したり2階に上がりデッキに立って海風を思う存分堪能したり色々できる。日差しは暑いけど海風が涼しくてたまらない。爽やかな風が快感。
写真を撮ったり海風を浴びて楽しんでいたらゴゾ島へ到着。
相変わらず白い。ゴゾ島!!ゴゾゴゾ。
welcome to GOZO!
フェリー乗り場を出ると外には何やらド派手なバス。
全日程、基本的におおまかな日程しか入れていないので行き当たりばったり旅に等しい。そのためゴゾ島でも特に何をしようかは決めていなかったのでド派手なバスについて調査。
(後述のソルトパンという所にだけは行く、と決めてはいた。)
どうやらゴゾ島をAルート、Bルートで巡ってくれるらしい。
乗り降り自由で効率よく回れるのであれば、という事で乗車。
オープンバスになっていたので1階ではなく2階へ。容赦ない日差しが私のHPを削る!
切符はフェリー乗り場建物内に受付窓口があるのでそこで購入。1日乗り放題で18EUR(約2200円)。
乗り込む際にイヤホンが渡されるので座席近くのイヤホンジャックにグサッと。
日本語に設定すると日本語ガイドが聞ける。
わお、久々の日本語。
フェリー乗り場からブーンと出発。
乗車率は5割程でまばら。
というか日差しがやばすぎてみんなオープン席(2階)には来ないのかもしれない。
そして割とスピード出しますね運転手さん。
被っていた帽子が飛びそうだったが取ると日差しで頭皮が死ぬので是が非でも被る。必死に抑える。
どうやら日本人が話しているわけではないらし不思議な日本語ガイドを聞きながら車に揺られていると何やら他とは違う建造物が見える。
出発から10分ほど走った所でぷぷーっとバスが止まり停留所。
「Xewkija(シェウキーヤ)」へ到着。※間違ってたらごめん。
降りる人はいないようだった。乗っている人が写真撮影を始めたので私もシェウキーヤ協会の荘厳な佇まいをパシャリ。
ガイドブックによると、教会内には十字架を抱えるキリストや洗礼者ヨハネの木造など見所が多いらしく、展望台からは島を一望できるそう。
次の停留所は「savina creativity」
可愛らしいお店の外観に見惚れていると、10分ほど止まってくれるらしいので私も皆に続いてゾロゾロと入店。
中に入ればお土産がズラリ。
チーズやハム、ハチミツなどの食品多し。
加工品等やアクセサリーなどもズラリ。
昨日のスーパーでも見たマルタリング(勝手に命名)
正式にはトラディショナルハニーリングと言うらしい。触った感じカチカチのパン。
アクセサリーを眺めていたら店員の女性に話しかけられる。
英語わからないので「ん〜?oh!」とかで反応してたらあれよあれよとレジへ、ネックレスと共に導かれし私。無事買わされました。
押し売りやんけ!と思いつつもNoと言えない日本人なので、日本円で1600円ほどのネックレスが手元に。アリガトウゴザイマス。
マルタ騎士団の十字モチーフらしく普通に可愛いから良しとする。海外初押し売り記念品GET。(ポジティブ)
なんやかんやありつつお店をあとにしてバスに乗り込み揺られること15分。
なんだか華やかな装飾の施された街へ到着。
前の座席に乗っていた日本人カップルの話を聞くに(盗み聞きではない、聞こえてきたのである。)次の停留所はゴゾ島の中心地「Victoria(ビクトリア)」だそう。
日本から持ってきていたマルタガイドブックの出番、と言うことでパラパラと。小さな町なので徒歩で網羅できるとの記載有りなのでいざ往かん、Victoria。
パノラマ撮影してみた。
Victoriaではデイリーマーケットが開催されており広場では飲食店やお土産屋さんが立ち並んでいる。
美味しそうなアイス。
カフェのメニューボード。
色んな種類のケーキが取り揃えられてるみたい。
お土産屋さんも多く、アクセサリー可愛い。
最初に立ち寄った店にもあったがゴゾレースのイヤリングが特産品なのかな?
思う存分広場を散策したあとはVictoriaの中央に位置し、街を見下ろすように建っている要塞チタデルへ。
ながーい階段をえっちらおっちら上りようやく入口に到着。
中に入るとほそーい道が沢山。
すごく要塞感ある。かっこいい。
道の奥に中ボスとか出てきて侵入を阻んできそうなどとRPG脳発揮。
個人的にはこことかやばい。
突き当たりまで行ったら敵が角待ちしてて襲ってきそう。激アツスポット。
ダークソウル系で見たことある。
上まで登ると大砲とかもチラホラ置いてあって下から来る敵を効率よく倒せる構造。
要塞すげぇ。
中にはカフェとかもあった。
行かなかったけども。
ここにも大砲。
もうすぐ頂上!頑張れ私。
細い道をあちらこちらと登っていきようやくたどり着いた!ビクトリアの町を一望できるらしい頂上!!
城下町ならぬ要塞下町のヴィクトリア〜旅のお供に連れてきたピーター・パーカー君を添えて〜
いや〜すごい。すごいんだ。写真じゃ伝わらないと思うけどすごいんだこれが。町側はこんな感じで一望できる。
要塞側を見ればまるで迷路のようになっている。攻め込むのに難儀しそう。私だったら絶対行かない。
一人旅のおともに連れてきたピーターパーカー君と共にチタデルをお届け中。
1人でフィギュア掲げて写真撮ってる私かなり奇異だと思う。
いや〜凄い!チタデルは頂上もさることながら頂上までの道のりも良い。かっこいい。迷路みたいに細い道が沢山あって要塞パない!!!!!
松尾芭蕉が訪れたと言われてる山寺に観光行った時も思ったけど、昔の人がここで生活したり歩いたりしたのかと思うと込み上げてくるものがあるんだよね私。そういう思いに浸るのが好き。当時の人もここにいたんだ。って。
散々チタデルの城主感を楽しんだあとに下に降りると何やら発砲音が。
よく分からないけど花火を打ち上げてた。超遠くで。なんだったんだろう。
時刻は真昼間。日差しがしんどい中徒歩でバス乗り場へ。Victoriaから少し歩くとバスターミナルに到着。行きたかったソルトパンへ向かう。
ゴゾ島の上側、外れにあるんだけれどもどうしても行きたかった。ソルトパンが私を呼んでいるんだ。
バス停で現地住民のおじいちゃんと謎の雑談をしながらバス待ち。目的地は「Xwejni Bay」
ビクトリアからバスで15分ほどで到着。
バス超涼しい、降りたくない。でも降りなければならない成さねばならぬ何事も。と自分に言い聞かせいざ灼熱へ。
ソルトパンまでは歩き。なかなかに厳しい。
アクセス悪い気はするけどでも行く。
バス停を降りると青々とした海岸線。
めっっっちゃ綺麗。
暑すぎてたまらず海ぽちゃ。
程よく冷たくて気持ちい。
食パンみたいな塊が近くに落ちてたけどあれなんだったんだろう。
全身つかりたい衝動に駆られながらも海を横目にソルトパンへ歩く。
10分ほど歩いて到着!!
ローマ時代に海沿いの岩を削って作られた塩田「ソルトパン」
規則的に並んだ格子がキラキラ光ってる。少し奥は青々とした海。
いやー、めっちゃ良い。
ちょっと奥から山に登って撮影。
うん、綺麗。どこをとっても綺麗。マルタすごい〜〜〜〜〜!!!
空は雲ひとつない青だし海も青いし砂浜白いし何コレ!!!やば!!あっっっつ!って感じで脳内沸騰中。
アクセスかなり悪い印象だけどソルトパンすごくよかったからぜひ行って欲しい。
日本人ツアー団体さんいたけど専用バスで来てたみたいでツアーとかで予定組んでくればかなり楽かも。
一通り撮影を終えたあとは来た道を戻りバスを乗り継いでVictoriaへ帰還。
丁度よくVictoria発の島周遊バスが来たので乗り込んでさらに移動。
正直チタデルとソルトパンで相当な体力を消費したので休みたい。インドアおうち大好き選手権があったら優勝候補の私の体力を舐めたらいけない。もうゼロに近い。
オープンバスの2階で風を浴びつつ休憩&撮影。しばらくは降りずにガイドを聞きながら写真に専念。
街並みがほんと可愛いんだゴゾ島。
オシャレの極み。
ゴゾ島の中心、ヴィクトリアを離れ海沿いへ。
しばらくすると建物も少なくなり雄大な自然楽しみタイム。
ここは採石場だったらしく、建築資材であるクリーム色の石を切り出している場所。ガイドが過去形で言ってたから今は使ってないのかな。
不思議な文脈で話す日本語ガイドを聞きながら色々な場所をめぐっていると(疲れピークで道中写真撮ってなかった)、何も無いところにぽつんと教会が見え始めた。
おおっ…???と思っていると10分ほど停車するとのアナウンス。
気力をふりしぼりトコトコ降りて「タ・ピーヌ教会」前でパシャリと1枚。
元々は1514年に建てられた小さな協会だそう。
中にも入れるが時間が無いため行けず。
というかここだいぶ外れにあるから自力で来ようと思ったら相当きつい気がする。周遊バスに感謝。
ここも周遊バスで案内してもらった教会。
ゴゾ島には沢山教会があるみたい。
この小さな教会めちゃ可愛い。
岩肌ゴツゴツ。手付かず感がいいね〜。
街中に戻り、郊外車上観光も終わりを迎える。
フェリー乗り場へ帰還。
次のフェリーは17:30分。
なんだかんだ朝イチからずっとゴゾ島満喫してたわけだけど楽しかった。1日十分過ごせる。ダイビングや海水浴できるスポットなんかも多数あるみたいだから元気いっぱいな人はオススメ。
映画とかでよく見かける海外の自販機に1人で感動。デッドライジングみたいにパンチしたらお菓子出てこないかなとか考えてた。
乗船!マルタ島へ帰還。
ゴゾ島、とても素晴らしかった。
正直「ゴゾ島に来たなら行っておけ」な所に行ってないので(ゴゾ大聖堂とか聖ジョージ教会とか)私が言うのもなんだけど、見応え抜群で1日十分満喫できる素敵な島だったと感じる。
hop on ・ hop off bus(ゴゾ島周遊バス)が便利すぎるので2000円くらいだったら出して観光が効率いいと思った。Aコース、Bコースと周遊ルートあって沢山回れるよ!
暑いし疲れたけどね、でも行く価値ある。むしろ行く価値しかない。もう一度行けるならあの暑さと疲れを味わってでも絶対行くと断言出来る。いつか再訪する時は体力作りしてから!
手付かずの自然、そして手の込んだ建築物、可愛い街並み、ショッピング等々ゴゾ島とっても楽しかった!
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海外一人旅 inマルタ②〜マルタへ到着編〜
【2日目】
約20時間にも及ぶ移動を経てようやくマルタへ。上空写真で見ると中々に茶色。
田舎かな?うちの地元でもこういう光景よく見ます。
飛行機をおりるとウェルカムドリンクが。
なんて親切なんだろうか。皆に習って私も1本もらっていく。
順路に沿って荷物を受け取りに向かう。
日本人チラホラいるが基本外国人ばかりで海外感が凄い。(当然なのだが)
空港内にはお土産店有。
帰りにゆっくり見て回るつもりでひとまず今は第1の目的、ホストファミリーのHOUSEへ!
マルタは日本のように電車は一切無い。
移動は全てバスか車。
海外で車をレンタルするなんてハードルが高いことは私には不可能に近いのでまずは空港内で販売しているバスカードを購入。ちにみに車は日本とおなじ右ハンドル。日本と同じでイギリスの影響を受けてるらしい。
「あい うぉんと あ ばす ちけっと 1うぃーく」
とりあえず中学生英語で乗り切る。伝わればいい。歌を歌いながら接客してる若いカウンターのお兄さんに伝えるとカードをぱぱっと出してくれた。何故か笑ってたんだよねあのお兄さん。私の英語があかんかったか??なんなんや。
とまあ、とりあえず第1マルタ人とのコミュニケーションはバッチリ!
▼ 自信ポイントが10上がった!
1週間乗り放題で21ユーロ(約2500円)。クレジットカードでお支払い。
マルタのバスではこのカードをピッとするだけで乗り降りできる。日本で言うところのSuica。楽ちんで良い。
出場口(?)からずーっと左へ歩くと搭乗口がある。帰りはここに来ればいいんだな、と確認。
でもこの段階では私は無事ここにまた戻ってこれるのだろうか??と不安が発生。
今すぐ日本帰りたいとか情けないことを思い始める。ホームシックが早すぎる。
不安に苛まれる中クレアーズ発見。日本でよく見るプチプラアクセサリーショップにちょっと安心。
空港を出るとこんな感じ。
そして第一声はアッッッッツ!!!
写真では伝わらないのはごもっともだが伝わらないのが悔しいくらいにとにかく暑い。マジで暑い。冗談抜きで。
日本は蒸し暑いとか言うけど、マルタは純粋に暑い。日差しがエグい。風はあるが暑い。
鉄板の上で焼かれるたこ焼きorたい焼きの気持ちを想像して欲しい。それがこの時の私。一瞬で黒焦げになりそうだったので日陰に避難して日焼け止めスプレーを塗りたくる。
後々書くことがないと思われるので今書くが、夏のマルタには日焼け止めは沢山持っていこう。スプレー1本じゃ到底足りない。
夏のヨーロッパだ。暑いのは仕方がない。とりあえずバスに乗って本日の宿へ移動したい所存である。
し か し。
バス停が見つけられない。
バス停どこ、と右往左往空港をさまようこと30分くらい。初っ端から心が折れかけた私はたまらず人へ尋ねる。
「うぇあー いず ざ ばす すとっぷ?」
拙い英語でなんとか話しかける。ちゃんとExcuse meは言ったけど省略。
空港内の土産店の近くにいた白髪のマダムにそう聞くと伝わったようで親切に教えてくれた。
横断歩道を渡って向こう側にある、という情報を得た私は早速行く。外に出るとまあ暑い。
マルタ到着日(初日)は体力温存の意味も含めてホストファミリーのHOUSEへ移動のみのためバスで向かう。空港から40分程。マルタは小さな国なので車かバスで容易に国内の端まで移動が可能。端から端までって2時間もあれば行けるのかな?
無事バス停へたどり着き目的のバスに乗れたのでairbnbで手配した民泊先のホストへマルタへ無事到着して今から向かう旨をご連絡。
指定されたバス停で降車。
日本のように降りたいところでボタンをポチッと押して降りるスタイル。降りる時にバスカードをこれまた日本同様にピッと。
ちゃんと電光掲示板で表示してくれるので放送を聴き逃しても大丈夫。
【next stop ○○】という感じで何度も流してくれる。
それにバス停の看板も意外と見やすい。
停るバスの番号がかかれておりひと目でわかる。
指定のバス停で降りたことをホストに連絡。
「5分で迎えに行くわ!」とレスポンス。
とりあえず待ち時間に当たりを見渡す。
んー!すごい綺麗!夏は雨が降らないらしいマルタはカラッと晴れていて最高。暑いけど※重要
青い空とクリーム色の建物のコントラストがたまらん。
何気ない景色なのに素敵。絵になる。
暑いけど。(2回目)
写真を撮りまくり待っていると声がかかる。
白髪のいかにも人の良さそうなおじい様が登場。
簡単に自己紹介を済ませ本日の宿泊先へと向かう。
ついて行く間雑談してくれるけど英語がほぼほぼ聞き取れず返事も曖昧に歩いていると大きな坂を越えて5分ほどで到着。
今日のお宿はこちら。
ゲスト専用のバスルームとトイレが付いて1泊3199円。写真撮り忘れてたけどバスルームが広すぎてびっくり。20畳くらいある。(ないかも)
ハウスルールや鍵の管理方法、電化製品の使用方法など説明を受けたあとは後日のチェックアウトまで自由時間。
時刻は17時頃。荷物を置き軽く荷解きし終わった私は街を散策しようと外に出るが夕方でも自然と汗が吹き出る暑さにうっ、と尻込み。
でも行きます。
食事は5EUR(約600円)程で事前に伝えていれば準備してもらえたが私は色々買い物したかったのでお願いせず。
すぐ近くのスーパーで飲み物と夜ご飯を購入。
野菜がドカドカ、っと無造作に置かれてる感じが海外っぽい。(謎の先入観)
レジにいたイケイケのお兄さんに尋ねたところクレジットカードは✕。支払いは現金のみとの事なので初のユーロ支払い。
とりあえず10ユーロ札出しておく。絶対多すぎることは分かってたけどわからんのだ。お釣りをちょろまかされる事もなく無事購入。食料調達ミッション達成。
この後はホストハウスに戻りまったりと明日のゴゾ島について情報収集。ホストファミリーに「明日は何するの?」と聞かれたので「ゴーイング ゴゾ!」とゴゾ島に行く、と伝えると行き方を詳しく教えたくれた。
いいか、コミュニケーションは勢いだ。出川イングリッシュで乗り切れ。
しかし私は悲しかな、英語ができないのである。正直、1番近いバス停の場所しか理解できなかったポンコツヒアリングを発揮し親切を無下にしてしまいすみませんと心の中で謝罪。
日本からのお土産、ということで銀座ラスクを渡したら喜んでもらえて息子さんも紹介してもらえてホッコリ。難しいことはわからないけど簡単な英語でも気持ちは伝わるので何も恥じることは無い。ガンガン行こう。と作戦を立てた私であった。
今日のベストショットはこれ!海沿いの街という事もあり、海風が気持ちいい開放感溢れるメリーハ地区。空港から40分バス乗っただけで目と鼻の先に海。こんな景色がこれかも堪能できるかと思うと期待に胸が膨らむ。
明日はゴゾ島へ!
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