shima’s blog

旅行記を書き綴ります‪( ˙꒳​˙ᐢ )

海外一人旅 inマルタ③〜ゴゾ島観光〜

【3日目】8/12日

 

ホストファミリーに別れを告げ(といっても連泊なので一旦チェックアウト)ゴゾ島へ向かうフェリーに乗るためCirkewwa(チェルケッワ)へ移動。

 

ゴゾ島を簡単に説明するとマルタは①マルタ島、②コミノ島、③ゴゾ島の3つからなる国でそのうちの1つ。

ゴゾ島には

・チタデル(ゴゾを見渡せる程の要塞)

・ゴゾ大聖堂

・ソルトパン

・タ・ピーヌ教会

等々観光地有

 

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簡単に位置関係を図解するとこんな感じ。

宿泊先のメリーハからCirkewwa Ferry Terminalまではバスで乗り継ぎなし25分程

ちなみに首都、バレッタから行くと1時間10分程。

 

初日にバレッタへ泊まっても良かったが移動のことを考えメリーハまで事前に移動。なんてったってハイシーズンだからね!首都から乗ったら混雑ヤバいでしょ。と懸念。

 

最寄りのバス停で待つも時間になってもバスは来ない。特に急ぐ必要も無いので良いのだが。

 

ちなみにバスに止まって欲しい場合は大きく手を上げる、またはそれなりの意思表示をしないと止まってはくれないので、そこは日本とは違うところ。主張しないとスルーされる。

 

そして遅れてやってきたバスに乗り込み30分ほどでフェリーの最寄バス停へ。

 

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マルタ島(Cirkewwa Ferry Terminal)からゴゾへは船で30分ほど。

お値段は往復15ユーロくらいだったかな。

 

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gozo channelというフェリーに乗船。

行きはチケットは買わず、帰りに往復分まとめて支払うシステム。

 

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どんぶらこ〜と30分ほどまったりフェリーに揺られる。実際はどんぶらことはならないぐらい超絶デカくてしっかりした船。

 

船の中に入ればカフェになっているので食事したり2階に上がりデッキに立って海風を思う存分堪能したり色々できる。日差しは暑いけど海風が涼しくてたまらない。爽やかな風が快感。


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写真を撮ったり海風を浴びて楽しんでいたらゴゾ島へ到着。

相変わらず白い。ゴゾ島!!ゴゾゴゾ。

 

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welcome to GOZO!


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フェリー乗り場を出ると外には何やらド派手なバス。

 

全日程、基本的におおまかな日程しか入れていないので行き当たりばったり旅に等しい。そのためゴゾ島でも特に何をしようかは決めていなかったのでド派手なバスについて調査。

(後述のソルトパンという所にだけは行く、と決めてはいた。)


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どうやらゴゾ島をAルート、Bルートで巡ってくれるらしい。

乗り降り自由で効率よく回れるのであれば、という事で乗車。

 

オープンバスになっていたので1階ではなく2階へ。容赦ない日差しが私のHPを削る!

切符はフェリー乗り場建物内に受付窓口があるのでそこで購入。1日乗り放題で18EUR(約2200円)。

 

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乗り込む際にイヤホンが渡されるので座席近くのイヤホンジャックにグサッと。

日本語に設定すると日本語ガイドが聞ける。

わお、久々の日本語。


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フェリー乗り場からブーンと出発。

乗車率は5割程でまばら。

というか日差しがやばすぎてみんなオープン席(2階)には来ないのかもしれない。

そして割とスピード出しますね運転手さん。

被っていた帽子が飛びそうだったが取ると日差しで頭皮が死ぬので是が非でも被る。必死に抑える。

 

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どうやら日本人が話しているわけではないらし不思議な日本語ガイドを聞きながら車に揺られていると何やら他とは違う建造物が見える。


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出発から10分ほど走った所でぷぷーっとバスが止まり停留所。

「Xewkija(シェウキーヤ)」へ到着。※間違ってたらごめん。

降りる人はいないようだった。乗っている人が写真撮影を始めたので私もシェウキーヤ協会の荘厳な佇まいをパシャリ。

 

ガイドブックによると、教会内には十字架を抱えるキリストや洗礼者ヨハネの木造など見所が多いらしく、展望台からは島を一望できるそう。


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次の停留所は「savina creativity」

可愛らしいお店の外観に見惚れていると、10分ほど止まってくれるらしいので私も皆に続いてゾロゾロと入店。

 

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中に入ればお土産がズラリ。

チーズやハム、ハチミツなどの食品多し。


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加工品等やアクセサリーなどもズラリ。


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昨日のスーパーでも見たマルタリング(勝手に命名)

正式にはトラディショナルハニーリングと言うらしい。触った感じカチカチのパン。

 

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アクセサリーを眺めていたら店員の女性に話しかけられる。

英語わからないので「ん〜?oh!」とかで反応してたらあれよあれよとレジへ、ネックレスと共に導かれし私。無事買わされました。

 

押し売りやんけ!と思いつつもNoと言えない日本人なので、日本円で1600円ほどのネックレスが手元に。アリガトウゴザイマス。

 

マルタ騎士団の十字モチーフらしく普通に可愛いから良しとする。海外初押し売り記念品GET。(ポジティブ)


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なんやかんやありつつお店をあとにしてバスに乗り込み揺られること15分。

なんだか華やかな装飾の施された街へ到着。

 

前の座席に乗っていた日本人カップルの話を聞くに(盗み聞きではない、聞こえてきたのである。)次の停留所はゴゾ島の中心地「Victoria(ビクトリア)」だそう。

 

日本から持ってきていたマルタガイドブックの出番、と言うことでパラパラと。小さな町なので徒歩で網羅できるとの記載有りなのでいざ往かん、Victoria。


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パノラマ撮影してみた。

Victoriaではデイリーマーケットが開催されており広場では飲食店やお土産屋さんが立ち並んでいる。


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美味しそうなアイス。

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カフェのメニューボード。

色んな種類のケーキが取り揃えられてるみたい。


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お土産屋さんも多く、アクセサリー可愛い。

最初に立ち寄った店にもあったがゴゾレースのイヤリングが特産品なのかな?


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思う存分広場を散策したあとはVictoriaの中央に位置し、街を見下ろすように建っている要塞チタデルへ。

ながーい階段をえっちらおっちら上りようやく入口に到着。


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中に入るとほそーい道が沢山。

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すごく要塞感ある。かっこいい。

道の奥に中ボスとか出てきて侵入を阻んできそうなどとRPG脳発揮。

 

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個人的にはこことかやばい。

突き当たりまで行ったら敵が角待ちしてて襲ってきそう。激アツスポット。

ダークソウル系で見たことある。


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上まで登ると大砲とかもチラホラ置いてあって下から来る敵を効率よく倒せる構造。

要塞すげぇ。


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中にはカフェとかもあった。

行かなかったけども。

 

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ここにも大砲。

もうすぐ頂上!頑張れ私。


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細い道をあちらこちらと登っていきようやくたどり着いた!ビクトリアの町を一望できるらしい頂上!!

 

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城下町ならぬ要塞下町のヴィクトリア〜旅のお供に連れてきたピーター・パーカー君を添えて〜

いや〜すごい。すごいんだ。写真じゃ伝わらないと思うけどすごいんだこれが。町側はこんな感じで一望できる。


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要塞側を見ればまるで迷路のようになっている。攻め込むのに難儀しそう。私だったら絶対行かない。

 

一人旅のおともに連れてきたピーターパーカー君と共にチタデルをお届け中。

 

1人でフィギュア掲げて写真撮ってる私かなり奇異だと思う。

 

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いや〜凄い!チタデルは頂上もさることながら頂上までの道のりも良い。かっこいい。迷路みたいに細い道が沢山あって要塞パない!!!!!

 

松尾芭蕉が訪れたと言われてる山寺に観光行った時も思ったけど、昔の人がここで生活したり歩いたりしたのかと思うと込み上げてくるものがあるんだよね私。そういう思いに浸るのが好き。当時の人もここにいたんだ。って。

 

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散々チタデルの城主感を楽しんだあとに下に降りると何やら発砲音が。

よく分からないけど花火を打ち上げてた。超遠くで。なんだったんだろう。


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時刻は真昼間。日差しがしんどい中徒歩でバス乗り場へ。Victoriaから少し歩くとバスターミナルに到着。行きたかったソルトパンへ向かう。

 

ゴゾ島の上側、外れにあるんだけれどもどうしても行きたかった。ソルトパンが私を呼んでいるんだ。

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バス停で現地住民のおじいちゃんと謎の雑談をしながらバス待ち。目的地は「Xwejni Bay」

 

ビクトリアからバスで15分ほどで到着。

バス超涼しい、降りたくない。でも降りなければならない成さねばならぬ何事も。と自分に言い聞かせいざ灼熱へ。


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ソルトパンまでは歩き。なかなかに厳しい。

アクセス悪い気はするけどでも行く。


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バス停を降りると青々とした海岸線。

めっっっちゃ綺麗。


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暑すぎてたまらず海ぽちゃ。

程よく冷たくて気持ちい。

食パンみたいな塊が近くに落ちてたけどあれなんだったんだろう。

 

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全身つかりたい衝動に駆られながらも海を横目にソルトパンへ歩く。


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10分ほど歩いて到着!!

ローマ時代に海沿いの岩を削って作られた塩田「ソルトパン」

 

規則的に並んだ格子がキラキラ光ってる。少し奥は青々とした海。


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いやー、めっちゃ良い。

 

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ちょっと奥から山に登って撮影。

うん、綺麗。どこをとっても綺麗。マルタすごい〜〜〜〜〜!!!

 

空は雲ひとつない青だし海も青いし砂浜白いし何コレ!!!やば!!あっっっつ!って感じで脳内沸騰中。

 

アクセスかなり悪い印象だけどソルトパンすごくよかったからぜひ行って欲しい。

日本人ツアー団体さんいたけど専用バスで来てたみたいでツアーとかで予定組んでくればかなり楽かも。


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一通り撮影を終えたあとは来た道を戻りバスを乗り継いでVictoriaへ帰還。

 

丁度よくVictoria発の島周遊バスが来たので乗り込んでさらに移動。

正直チタデルとソルトパンで相当な体力を消費したので休みたい。インドアおうち大好き選手権があったら優勝候補の私の体力を舐めたらいけない。もうゼロに近い。


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オープンバスの2階で風を浴びつつ休憩&撮影。しばらくは降りずにガイドを聞きながら写真に専念。

街並みがほんと可愛いんだゴゾ島。

オシャレの極み。


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ゴゾ島の中心、ヴィクトリアを離れ海沿いへ。

しばらくすると建物も少なくなり雄大な自然楽しみタイム。

 

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ここは採石場だったらしく、建築資材であるクリーム色の石を切り出している場所。ガイドが過去形で言ってたから今は使ってないのかな。

 

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不思議な文脈で話す日本語ガイドを聞きながら色々な場所をめぐっていると(疲れピークで道中写真撮ってなかった)、何も無いところにぽつんと教会が見え始めた。

 

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おおっ…???と思っていると10分ほど停車するとのアナウンス。


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気力をふりしぼりトコトコ降りて「タ・ピーヌ教会」前でパシャリと1枚。

 

元々は1514年に建てられた小さな協会だそう。

中にも入れるが時間が無いため行けず。

というかここだいぶ外れにあるから自力で来ようと思ったら相当きつい気がする。周遊バスに感謝。

 

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ここも周遊バスで案内してもらった教会。

ゴゾ島には沢山教会があるみたい。

この小さな教会めちゃ可愛い。


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岩肌ゴツゴツ。手付かず感がいいね〜。

 

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街中に戻り、郊外車上観光も終わりを迎える。


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フェリー乗り場へ帰還。


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次のフェリーは17:30分。

なんだかんだ朝イチからずっとゴゾ島満喫してたわけだけど楽しかった。1日十分過ごせる。ダイビングや海水浴できるスポットなんかも多数あるみたいだから元気いっぱいな人はオススメ。


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映画とかでよく見かける海外の自販機に1人で感動。デッドライジングみたいにパンチしたらお菓子出てこないかなとか考えてた。


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乗船!マルタ島へ帰還。

 

ゴゾ島、とても素晴らしかった。

正直「ゴゾ島に来たなら行っておけ」な所に行ってないので(ゴゾ大聖堂とか聖ジョージ教会とか)私が言うのもなんだけど、見応え抜群で1日十分満喫できる素敵な島だったと感じる。

 

hop on ・ hop off bus(ゴゾ島周遊バス)が便利すぎるので2000円くらいだったら出して観光が効率いいと思った。Aコース、Bコースと周遊ルートあって沢山回れるよ!

 

暑いし疲れたけどね、でも行く価値ある。むしろ行く価値しかない。もう一度行けるならあの暑さと疲れを味わってでも絶対行くと断言出来る。いつか再訪する時は体力作りしてから!

 

手付かずの自然、そして手の込んだ建築物、可愛い街並み、ショッピング等々ゴゾ島とっても楽しかった!

 

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